2014-08-06 ディズニーの「転身」とアメリカの社会事情 これまでのディズニーの作品、特にプリンセスものってどことなく保守的な印象がありました。でも今回の『アナと雪の女王』は、「ファッ?!」と言ってしまうくらい変わりましたよね。 しかも、ディズニー創業者にそっくりな顔の国王が死んで新しい世代(エルサ)が自我を取り戻すという、まさに「ディズニーは生まれ変わりました」とも受け取れるようなメッセージつきで。 この劇的な変化に観る側も思わずポカーンとするばかりですが、ディズニーは企業なので、利益を出すのが第一の使命ですから、ディズニーが変わったのならそれは社会の需要が変化したということなんでしょう。 アメリカの第二次ベビーブーマー 今、アメリカでは第二次ベビーブームに生まれた子供たちが続々成人してきています。 彼らは1970年代後半〜1990年代に生まれて、子供の頃から電子機器やインターネッ