13日、第92回アカデミー賞のノミネーションが発表され、ホアキン・フェニックスが主演を務めたDC映画『ジョーカー』が作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞、撮影賞、音響編集賞、録音賞、編集賞、作曲賞、衣装デザイン賞、メイク・ヘアスタイリング賞の最多11部門でノミネートを果たした。 『ジョーカー』は、社会から軽視されてきた貧しい大道芸人アーサーが“犯罪界の道化王子”ジョーカーへと変貌していくさまを徹底してリアルに描いたドラマ。R指定映画として初めて世界興行収入10億ドル(約1,100億円)を突破するなど社会現象的な大ヒットを記録し、アメコミ映画では史上最高に利益率の高い作品となっている。 それに続いたのが、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』『1917 命をかけた伝令』『アイリッシュマン』の3作品でそれぞれ10ノミネートとなった。 また、第90回アカデミー賞メイク・ヘアスタイリング賞