■劣化する支援 先日「劣化する支援」というイベントを行ない満員御礼大盛況だったのだが(「劣化支援」のアセスメント11)、そこで出てきたキーワードの1つが「おしゃれNPO」だった。 おしゃれもNPOも別に悪くはないが、その2つの合成語がイメージする1つの現実に、NPO的ソーシャルセクターな人々は頭を抱えている。 それらおしゃれNPOさんたちは、専門知識がないのに子ども若者支援業界にいる。 いや、専門知識はあることはある。それは、アートの専門知識だったり建築の専門知識だったりするだけだ。 そうしたアートの専門家たちがなぜか若者支援業界に入り込んで来ている。 また、「地域」的に専門ではないNPOが、自分のローカルとは別のローカルに「落下傘的に」やってきて事業を展開している。 それは「流行り」の貧困支援だったりするのだが、流行り所以に行政予算や民間の寄付予算が潤沢に用意されている。 その予算に吸い