学生の頃には嫌だった通信簿のシステム。もうちょっと交渉の余地があれば(せめて中間発表とか)…と思わなくもないが、交渉した所で結果が変わるとも思えず致し方なく受け取っていた。通信簿はテストの結果を重視する教官もいれば、日頃の態度を重視する人もいる。基準もあるだろうが、人によってぶれがあるだろう。 クラス、学生、カテゴリに分けて評価をしていく 公平な通信簿を作るには、できるだけシステマチックに行う必要がある。そのための基準になりそうなのがRubyGradeだ。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはRubyGrade、Ruby on Railsによる通信簿システムだ。 RubyGradeはクラス、学生をカテゴリ(テストや出席日数にあたるものと思われる)ごとに評価し、その結果を一覧化できるシステムだ。評価はAからF、さらに下にはニアミス、そして最後にFailが待ち受けている。Failは30%