「超時空要塞マクロス」はアニメ史に残るエポックメイキングな作品でありながら、一方でストーリーや設定に数々の矛盾や破綻を抱え、多くの謎、特に我がゼントラーディ軍に関する事項については描写が全く不十分なことから、多くの誤解や勝手な憶測を生んでしまっている。 情報部では、それらの謎に積極果敢に挑戦し、矛盾を洗い出し、出来うる限り合理的解決を試み、それが出来なかった場合は制作者をコキおろし、我軍に対する偏見を解くことを目指すものである。 ■ 調査2 生きていたカムジン? ■ カムジンは悲劇の男である。いかにも美形キャラのように設定されていながら、話の進行上特に重要な位置を占めることもなく、主人公の強力なライバルという扱いでもなく、ブリタイからは厄介者扱いされ(アンタが呼んだんでしょが!)、ラプラミズからはバカにされ、ミリアからはタメ口をきかれ(士長が師団長(*1)にタメ口!)、あまつさえあの一条輝