東京電力が福島第一原発の視察者に、放射性物質のトリチウムが検知できないうえに、セシウムについても高濃度でないと反応しない線量計を使い処理水の安全性を強調する宣伝を繰り返していることが本紙の取材で分かった。専門家からは「処理水の海洋放出に向けた印象操作と言われても仕方ない」と批判が出ている。(山川剛史) 「処理水を測ってみますが、メーターは振れません」。処理水のサンプルに線量計を当てて説明する東京電力の担当者(一部モザイク処理)=福島県大熊町の福島第一原発で
東京電力が福島第一原発の視察者に、放射性物質のトリチウムが検知できないうえに、セシウムについても高濃度でないと反応しない線量計を使い処理水の安全性を強調する宣伝を繰り返していることが本紙の取材で分かった。専門家からは「処理水の海洋放出に向けた印象操作と言われても仕方ない」と批判が出ている。(山川剛史) 「処理水を測ってみますが、メーターは振れません」。処理水のサンプルに線量計を当てて説明する東京電力の担当者(一部モザイク処理)=福島県大熊町の福島第一原発で
イベント 自然エネルギー 気候変動 世界の原子力産業動向と日本への示唆World Nuclear Industry Status Report(WNISR)2021年版 発表イベント 2022年1月19日 印刷する 今や世界でもっとも信頼できる原子力産業の現状報告書として定着した、World Nuclear Industry Status Report(WNISR) 2021年版が、2021年9月28日に公表されました。今年は、東京電力福島第一原子力発電所事故の10年目にあたることから、特別に福島事故の現状について33ページにわたる報告が含まれています。全体でも400ページを超える、これまででも最長の報告書となっています。例年と同様、世界の原子力発電の稼働、新設、廃止等に関するデータのほか、各国別の詳細な分析に加え、最近話題となっている小型モジュール炉(SMR)の分析、気候変動対策としての
国民民主党の玉木雄一郎代表は2022年4月12日の定例会見で、原発再稼働に向けた原子力規制委員会の審査について「審査体制の強化、そして、審査プロセスの効率化・合理化ということが必要」だとして、再稼働を急ぐべきだとの考えを示した。 審査のための「標準処理時間」は2年と定められているが、それに実態がともなっておらず時間がかかっていることを受けた発言だ。ただ、過去の国会審議では、規制委は標準処理時間を守るよう求める声に反論している。 泊原発、2013年申請の審査がまだ終わらない 玉木氏は、原油価格の高騰対策をめぐる自民・公明・国民民主3党の実務者協議の内容について、 「補助と減税(国民民主が訴えているトリガー条項の凍結解除)の組み合わせ、ハイブリッドでやっていきたいということで引き続き粘り強く訴えていきたい」 と発言したのに続いて、次のように言及した。 「電力の安定供給という観点からも、安全基準
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