全国の書店員が最も売りたい本を選ぶ「本屋大賞」が4月10日、発表され、滋賀県大津市在住の小説家、宮島未奈さんのデビュー作「成瀬は天下を取りにいく」が大賞に選ばれました。 主人公・成瀬あかりの目標は「200歳まで生きる」。 破天荒ながら自分の信じた道を全力で突き進む、成瀬の姿が多くの人から人気を集めています。 作者の宮島さんが作品へ込めた思いをたっぷりと語ってくれました。 (大津放送局記者 秋吉香奈) 本屋大賞受賞! 「成瀬は天下を取りにいく」は、大津市を舞台にした6つの短編からなる青春小説。 物語は主人公の中学生・成瀬あかりの「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」というせりふからスタートします。 閉店をひかえる「西武大津店」に毎日通ってテレビ局の中継に映ろうとしたり、漫才の日本一を競う大会に挑戦したりするなど、親友を巻き込みながらわが道を突き進む成瀬の姿がユーモラスに描かれています
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