5月26日、眼科医や医療分野の専門家らで設立された「ブルーライト研究会」の第1回発表が行われた。いくつかの講演を紹介したい。 最近、PC作業から目を保護するために、「ブルーライトカット」機能をうたうメガネが話題となっている。ブルーライトとは、可視光線のなかでも波長が短い、380ナノメートルから495ナノメートル前後の光を指し、バックライトにLEDを使う液晶モニターから多く発せられているという。 このブルーライトとは、目や人体に対してどのような影響を与えるのか。5月26日、眼科医や医療分野の専門家らで設立された「ブルーライト研究会」の第1回発表会が東京・大手町で開催された。眼科に関する専門家向けの発表の中から、いくつかの講演を紹介したい。 坪田 いま、PCなどのデジタル機器が、ものすごい勢いで入ってきています。うちのお袋は82歳なんですが、最近では、iPadとiPhoneを使いこなしているわ
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