◆公益財団法人「笹川平和財団」(羽生次郎会長、東京都港区)が4月1日、一般財団法人「シップ・アンド・オーシャン財団」(通称・海洋政策研究財団、東京都港区)と合併、資産総額約1400億円の日本最大規模の財団になった。新財団の名称は、「公益財団法人笹川平和財団」を使用する。 合併したのは、「グローバル化の進展により発生した多種多様な問題に対して、国際交流・国際協力事業を通じて、その解決に取り組んできた笹川平和財団と、海洋の総合的管理と持続可能な開発といった課題について、国際的な連携と日本国内での取り組みを推進してきた海洋政策研究財団が合併・統合することにより、日本を代表する民間財団として、我が国と諸外国とのあらゆるレベルでの連携を推進するとともに、民間ならではの自由な発想・手法で、積極的な活動を展開する」のが目的。今後は「新たなミッションの実現を目指し、両財団がこれまで培ってきた強みを活かすと