――大和屋さんはシリーズ構成ということでクレジットされていますが、脚本もすべて大和屋さんですか? 「だいたいは自分で書いていますが、清水(恵)さんにも入ってもらっています。時間はかなりあったので、自分ひとりでもという感じではあったのですが、ちょうど脚本を書いているときに、『ソウルイーター』が終わったので、そのタイミングで清水さんにも少し書いてもらおうかと」 ――最近のアニメで、時間があるという状況はけっこう珍しくないですか? 「日米合同のプロジェクトだったので、リーマンショックやらサブプライム問題やらの影響があって、制作がなかなか進まなかったんですよ。そんな国際的なイベントは自分たちには関係ないと思っていたら、こんなところに余波がくるとは……。不景気ってこういうことなんだと実感しました(笑)。実際に、動き始めたのは、『ソウルイーター』よりも先でしたからね」 ――脚本を書くとなると、やはり時