リアルタイムコミュニケーションといえば WebRTC が思いつきますが、STUNサーバやTURNサーバといったコンポーネントを設置するのが大変そうで気が進まなかったため Akka Streams で実装を進めます。 実装の流れ 多対多のビデオチャットを実装するにあたり、いきなり全部やろうとすると確実に進まないだろうということで、いくつかのステップへ分けることにしました。まずは Media Source Extensions を使ってみるところからはじめ、徐々に多対多の仕組みへ近づけていくことにします。 録画した自分の映像をそのまま表示する 録画した自分の映像をサーバー経由で表示する 多対多を実現するために、参加者を動的に管理できるようにする 途中参加へ反応して動的にビデオコンポーネントを作成する 1. 録画した自分の映像をそのまま表示する Media Source Extensionsが