私が映像業界に入ったのは、元々は表方…いわゆる映される側でした。その後、映す側になり現在に至るのですが、映画業界・テレビ業界・演劇・プロモーションビデオ・ネット配信…といった業界横断的な視点から執筆というオファーを受けました。ちょうど、機材や現場のアレコレについて普段からいろいろと疑問に思っていたこともあり、”Hack & Tips(ハック・アンド・ティップス)”というタイトルで、新連載させていただくことになりました。 近年、プロとアマチュアの所有機材の垣根は限りなく取り払われてきています。”カメラ女子”なる人々の出現やSNSや動画デバイスの普及など、写真のみならず動画や編集などの領域まで、一般的な個人ユーザーが幅広く楽しめる時代になってきています。しかし、その機材の使い方や選び方は”現場的に理にかなっている”でしょうか? “高価”な機材を使いこなしてこその”価値” 友人の撮影した動画を見