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2007年10月22日のブックマーク (2件)

  • 若手弁護士のための実務生活便利帖 事務所訪問ってどうすればいいの?

    事務所訪問(ジムホ)。 一般にはあまり耳なれない言葉だと思いますが、これは司法試験合格者・司法修習生等が法律事務所を訪問し、その事務所所属の弁護士の話を聞いたり、事務所の中を案内してもらったり、ときにはそのあと飲みに連れて行ってもらったりする一連の行為のことです。 わたしも、修習生のころは訪問する側として、弁護士になってからは事務所に迎え入れる側(面接担当者)としてこの事務所訪問を経験しました。 事務所訪問は、弁護士志望者にとっては意中の法律事務所に入所するための「就職活動」(←弁護士が法律事務所に「就職」するというのはかなり違和感のある表現なのですが、ほかに分かりやすい表現を思いつかなかったのでとりあえずこう表現しておきます。)という意味合いをもちます。 「ちょっとのぞいてみようかな?」という気軽な気持ちで訪問する場合もありますが、それが意中の事務所である場合は相応の準備をして事務所訪問

  • 若者はなぜうまく働けないのか? (内田樹の研究室)

    CIRCUSという雑誌の取材がある。 お題は「どうして若者はうまく働くことができないのか?」 一方に引きこもったまま労働しない若者がおり、一方に過労で倒れそうな若者がいる。 いずれも「うまく働いている」わけではない。 どうしてなのか。 たしかに「どうしてなんでしょう」と訊きたくなる気もわかる。 お答えしよう。 これは複数のファクターの総合的な効果であるから、単一の原因を探してもダメである。 第一は働く個人の側の問題である。 『下流志向』で分析したように、労働を経済合理性の枠内でとらえると、労働者は自分の労働の成果に対して、「等価の」報酬が、「遅滞なく」、「固有名宛て」に給付されることを望む。 学生たちが知っている「work」の経験はさしあたり受験勉強と就活だけであるが、それはまさに、努力に対する報酬(成績や合否採否)が(成績発表、内定通知の日に)「遅滞なく」、努力にふさわしい評価として、固