「影の首相」二階氏を排除するのかが争点だったが… 二階俊博幹事長を斬るのか斬らないのか。 秋に行われる自民党総裁選は、菅義偉か岸田文雄かを選ぶ選挙ではない。 総裁選史上初めて、菅首相を支えると見せて自らの権勢を果てしなく拡大している「影の首相」を信任するのか排除するのかが争点になるはずだった。 岸田が出馬記者会見で、 「総裁を除く党役員は1期1年、連続3期までとし、権力の集中と、惰性を防いでいきたい」 と、執行部の刷新を掲げたのがその証左である。 安倍と菅を抱え込んで歴代最長、5年近くにわたって幹事長ポストに座り続け、「最高権力者」といわれる二階に対して、公然と「オレが首相になったら即刻クビだ」と宣言したのだ。 政界きってのイケメンでダンディだが、「超つまらない男」「安倍晋三の刺身のツマ」と揶揄やゆされる男が、ここまで腹をくくって二階にケンカを売ったことに、自民党内だけではなく永田村全体に
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