IoT(Internet of Things)では、車、機械、ロボット、メーター、センサー、ウエアラブルなどのデバイスが通信機能を持ち、各デバイスで得られる様々なデータをデジタル化してクラウドやサーバーあるいは人間に送ったり、逆にデバイス側で必要なデータやデバイスを動作させるための制御信号を受け取る。 IoTで使われる通信接続技術としては、イーサネットや電力線通信のような有線系と、無線通信による無線系の2つに大別できる。現状のデバイス接続においては無線系が大多数であり、今後さらに大きな勢いで増加すると見込まれている。さらに無線系には、3GやLTEに代表されるセルラー▼系と、Bluetooth、無線LAN(Wi-Fi)などの非セルラー系がある。 非セルラー系のIoT向け無線技術には、Bluetooth、Wi-Fi以外にZigBee、Z-Waveなどの数メートルから数百メートルのカバー範囲を有
![IoT向け無線技術の概要──成長が期待されるLTEベースのLPWA技術](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5420fb1ba4364a2e02e10defa98d388fbf9b7124/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fit%2Fatcl%2Fcolumn%2F16%2F082200178%2F082200001%2Ftopm.jpg%3F20220512)