服飾小物を展開するサマンサタバサジャパンリミテッドは7月13日、子会社のWW by Samantha Thavasaを通じてオンラインモール事業に参入すると発表した。3次元(3D)映像技術に強みを持つヤッパと提携し、ショップや商品を3Dで表現する点が特徴だ。 オンラインモールの名称は「WW CITY & Communications」。伊勢丹などの百貨店のほか、イトキンやビームスなどのアパレル企業、日本航空インターナショナル、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ、日興コーディアル証券などが参加する。 ヤッパの技術を利用し、百貨店や店舗などを実際の街のように3Dで表示する(写真1)。モール内にはターゲット層に応じて複数の街が存在するといい、「OLなら銀座、大学生なら渋谷といったように、趣味嗜好に合わせた街づくりをしていく」(WW by Samantha Thavasa代表取締役社