1945年以来、沖縄は占領され続けている。その事実を無視して、占領軍による事件・事故に対する対策を講じようとしても不可能。占領を終わらせることでしか、解決しない。 その現実をみたくない、考えたくないために人は、事件・事故を起こした占領軍ではなく、起こされた被占領側の「自衛措置」に言及する。 「新潮社」の言説にみられる闇の深さを私は測れない。 この言説の根幹にあるのは、この国のマジョリティにより支えられている国家政策からくる腐臭ではないのか。 沖縄/大和の二項対立を超えて、「沖縄問題」などないことを知り、この国の占領状態を終わらせよう。 そうすることでしか、この問題に出口はない。戦後63年間、立憲主義もまともに根付くことなく、憲法も風化する。63年の長きに渡って、沖縄には一度たりとも、憲法9条は適用されなかった。 沖縄の新聞報道にある「被害者宅まで押しかけて取材」という女子中学生へのセカンド