スロベニアで開かれているIWC=国際捕鯨委員会の総会は17日、3日目を迎えました。 この中で、日本は南極海での調査捕鯨の中止を命じた国際司法裁判所の判決について、「調査捕鯨そのものを否定しているわけではない」と主張したうえで、判決に基づき計画を見直し調査の継続を目指す方針を示すことにしています。 IWC=国際捕鯨委員会の総会は3日目の17日、日本の調査捕鯨をテーマに議論が始まりました。日本は、ことし3月に国際司法裁判所から捕獲頭数を決めた根拠が明確ではないなどの理由でそれまでの方法での調査捕鯨を中止するよう命じる判決を受けています。総会で日本の森下丈二政府代表は「国際司法裁判所の判決では、調査捕鯨そのものを否定している訳ではなく、あくまで南極海での調査捕鯨について中止を求めたものだ」と主張しました。 これに対して、反捕鯨国のオーストラリアやニュージーランドからは「判決は、従来の調査捕鯨の手