私事で恐縮ですが当ブログ「木走日記」も開設が2005年2月でしたので、早いもので丸十年になります。 いつのまにかすっかり古参ブログとなってしまいましたが、ここまで続けられてきたのも、このようなつたない場末のブログでも読んでくれる読者のみなさまがあってこそです、この場を借りて感謝申し上げます。 さて少しメディア論をまぜながら話を進めていきたいです。 当ブログがネット言論空間に10年も参加続けてこれたのは、メディアとしてのネットのその優れた特性、そのインタラクティブ性に魅了されているからです。 それまでのマスメディアは、一部の特権的なジャーナリストやメディア関係者だけが情報を独占的に発信してきました。 TVは一方的に情報を視聴者に垂れ流し、新聞は一方的に情報を読者に読ませるだけでした。 ところがネット言論空間は違います、私のような素人ブロガーはじめ、ネット参加者のすべてが情報発信者になり得るわ