半導体の受託生産世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の熊本進出が九州の人材需給を揺さぶっている。2024年の工場稼働に向けて新規採用する人数は実に1200人。同社の進出は九州半導体産業の復権へ向けた起爆剤になるとの期待も高いが、地場製造業の間では人材獲得が一段と難しくなるとの懸念が広がる。先端研究を担う高度人材の育成でも後れを取るなか「シリコンアイランド」の底力が問われている。「高いとしか
6月7日、岸田文雄政権による「新しい資本主義」の全体構想と実行計画に加え、デジタル化で地域活性化を図る「デジタル田園都市国家構想(以下、デジ田)」の基本方針が閣議決定した。2021年から準備が進められていた、岸田首相肝いりの政策だ。 「『デジ田』は、地方が抱える人口減少、過疎化、産業空洞化といった問題を、デジタル化によって解消しようとする試みです。インフラ整備や人材育成が目指されているのですが、それに加えて、デジタルに疎い高齢者を取り残さない社会を作ることも謳われています。 具体的に何をするかといえば、デジタルに不慣れな地方在住の高齢者たちをサポートするため、『デジタル推進委員』を配置するというのです。推進委員の仕事は、高齢者にスマホやLINEの使い方を教え、講習会への参加を呼びかけることが想定されています。 今年度から全国に2万人ほど配置する予定だといいますが、報道によれば、基本的に活動
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