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世界日報　「ご愛読者通信」　〜blog版

先日は、元衆院議員で政治評論家の長野祐也先生をお迎えし、「どうなる菅政権の行方」と題してご講演頂きました。講演会前夜は、都内で積雪があり、足元が悪い中での開催かと思われましたが、日中は温かな春の日差しですっかり溶け、無事多くの読者の皆様にご来場頂きました。長野先生は、衆院議員を三期勤められた経験を踏まえ、今後の政局展望について、とても歯切れ良く、ご講演下さいました。菅政権は、政策的にも行き詰まり、低空飛行ながらも継続し、「最悪の政治の空白・停滞が続く」というあまりありがたくない長野先生の予測でしたが、消費税増税による財政再建、TPP締結　等、菅政権の目指す方向は間違っていない、とのお話は意外な印象も受けました。しかしながら、菅首相の頭の中には「市民」はあっても「国家」が無い、日の丸に対する考え方一つとっても、彼の国家感の欠如に他ならないとの厳しい指摘もありました。日本の政治は