ここ数年間で日本の「一人あたりのGDP」は急速に低下しています。今までは20位台を維持していましたが、2016年は遂に世界30位まで転落しました。これはイスラエルやニュージランドよりも低い水準で、先進国の中では最低レベルです。 特にサービス業の生産性はイタリア以下の数値になっており、G7諸国の中でも最下位となっていました。人口や国の規模から日本は上位を狙うことも不可能では無いですが、貧困層の増加や格差の拡大などから平均値は年々低下が顕著化しています。 国全体のGDP成長率も日本だけが取り残されたような形で、安倍政権後の値も良いとは言い難いです。政府として早急に対策を打ち出す必要がありますが、与野党共にビジョンが乏しい政策が目立っていると言えるでしょう。 海外との生産性ギャップの92%は「サービス業」 http://toyokeizai.net/articles/-/155234 2015年