20年東京五輪のマラソン・競歩会場の札幌への移転を協議する国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会は最終日を迎え、IOCのジョン・コーツ調整委員長、組織委の森喜朗会長、小池百合子都知事、橋本聖子五輪相による4者会議が1日、都内で行われ、札幌移転が正式に決定した。事前協議なしに強行移転を決めたIOC、受け入れた組織委に反発を強めていた小池知事は、最後まで同意はせず。開催都市の首長の同意がないまま、競技会場が変更されるという前代未聞の決定となった。 【写真】移転の引き金となった酷暑のドーハ へそ出しウエアで水浸しになる選手 小池知事は「今も東京がベストという考えは変わっていない。東京都として同意することはできないが、最終権限を有するIOCの決定を妨げることはしない。あえて言うなら合意なき決定であります」と、不満をにじませながら、表明した。 先月30日に行われた調整会議の冒頭挨拶で、小池知事は
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