リトープスというのは、ヘンテコな多肉植物で、南ア、ナミビアおよびボツワナに生息するハマミズナ科の植物属です。約40種よりなりますが、変種亜種を含めるとすごい数になります。 こいつは、岩砂漠のようなところを好んで育つのですが、地質に応じて擬態します。 石に化けるのです。 石への化け方のこだわりが半端じゃないです。片麻岩に入る石英に化けたり、ペグマタイトの石英に化けたり、ローズクオーツに化けたり、ジャスパーに化けたり、チャートに化けたり。←全部石英だということに注目されたし。 この植物の栽培育成の第一人者が桐生の島田先生です。 島田先生の温室にお邪魔してきました。 はじめの温室は標本温室で、ラボのタイプ標本をストックしています。 すごい数、すごい種類、すごいヘンテコな造形。 このあたりがペグマタイト性石英塊に化けているやつらみたいです。 いろいろ、片岩に化けたり、片麻岩に化けたり、あるいは鉄を