巨大ファッションイベントのショーは、若い女性たちが日常生活に着ることができる「リアル・クローズ」がテーマだ。参加する女性たちは、赤文字雑誌と言われる「CanCam」「JJ」など人気ファッション誌を見て研究する。巨大イベントは05年に東京ガールズコレクション(TGC)が始まって以来、「雑誌で見ているあこがれのモデルが、雑誌で着ている服を着てリアルに歩く」として、若い女性から大きな支持をされてきた。 だが、一部のファッション関係者の中には最近の巨大イベントの傾向として「広告や協賛が全面に出て、お菓子や飲料のブースが出たり、学園祭のようになってきている」と指摘する声もある。モデルたちが、雑誌で着ているブランドではなく、広告や協賛の服を着る姿も多くなったという。本来あるべき「雑誌・ショー・モデルの連動」が希薄になっていることを危惧(きぐ)する声もある。 一方で今回で2回目を迎える「ガールズ・アワー
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