独創的でダイナミックな美学で、昆虫、動物、女性、宝石、食物などのモチーフを元に作品を描くイラストレーター猫将軍さん。独自の世界観で国内外から注目を集める猫将軍さんに今回の個展についてお話を伺いました。 ヴァニラ画廊(以下、V.)今回関東では初めての個展という事で、タイトルは「DUNGEON(ダンジョン)」と名付けていただいたのですが、このタイトルとコンセプトに決めた経緯はどうしてでしょうか。 猫将軍(以下、N.)これは展示する場所にヒントを得たタイトルです。2016年の「虚ろの国のアリス」展で、初めてヴァニラ画廊を訪れた時に、階段を下りた地下にあったので、まさにダンジョンのようでピッタリだと感じました。 V.そうでしたか。エレベーターも無い地下で申し訳ないです…涙。 ただ、場所にインスピレーションを受けていただいて派生した作品と考えると、とても嬉しい限りです。 V.いつもは創作において、他