校舎と図書室と階段 「けいおん!」第11話は梓のモノローグから始まる。視聴者の不安を煽るような音楽が流れ、水たまりに映り湾曲し反転した校舎、図書室で机を挟み二人向かい合う女生徒、階段の上に置かれた二つのバッグの順に描写される。この三つの風景が何を意味しているのか、梓の「こんな危機が訪れるとは」の言葉通り、これから起きる澪と律の不協和音を意味している。 ・湾曲し反転した校舎、「今までの彼女らの日常=校舎」が湾曲し反転しているとうことは、今までの日常に何らかの変化が訪れることを意味している。 ・図書室で向かい合う二人の女生徒は、澪と律を表しており、誰もいない図書室で二人っきりで向かい合う二人=彼女らの誰にも触れられないほどの深い友情、親密性を表している。 ・階段の上に置かれた二つのバッグのうち一つは、ストラップが多く付けてあったり口が開いていたりと律の活発さとだらしなさ表しており、左に置いてあ
![けいおん! 第11話「ピンチ!」が面白い - あしもとに水色宇宙](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5dfb0b75219a27b8497e70149e0a0b0bbf9f0bd1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Ft%2Ftokigawa%2F20090615%2F20090615023023.jpg)