中国・北京の人民大会堂で調印式に出席する習近平国家主席とフランスのエマニュエル・マクロン大統領(2019年11月6日撮影)。(c)JASON LEE / POOL / AFP 【4月15日 AFP】フランス外務省は14日、新型コロナウイルスをめぐる在仏中国大使館の数々の発信を問題視し、中国大使を呼んで正式に抗議したことを明らかにした。 仏外務省が発表した声明の中でジャンイブ・ルドリアン(Jean-Yves Le Drian)外相は、「中国大使を今朝呼び出し、最近のコメントの一部について私の非難の意を明確に伝えた」と述べ、それらはフランスと中国の「2国間関係の質」とは無関係だと語った。 在仏中国大使館はここ数週間、新型コロナウイルス危機に対する欧米諸国の対応を批判する一方、中国が新型ウイルスをおおむね封じ込めることに成功したと喧伝(けんでん)する大々的なPR活動を主導している。12日には公式