2日目で違和感、3日目で決断 街中で希望溢れる若々しい新人を目にする機会が増えた4月、すでに「新入社員」を辞めてしまった者も一部ながら存在する。首都圏の中堅私立大学卒の玉田絵里さん(仮名・22歳・埼玉県在住)は不動産関連会社に入社したが、4日目に退社した。 「もともと、卒業したらフリーターになって、勉強してから公務員になろうと思っていました。ほかにワーキングホリデーにも興味がありました」 玉田さんが就活に抵抗があったのは、新卒で就職してしまうと、時間がとれなくなると考えていたからだ。もし海外に行きたくても動けないのは困る。 大学4年生の秋まで何もしていなかったが「母親に『就職してほしい』と泣いて説得され就活を始めました」。ちなみに母子家庭だという。納得できなかったが、空前の就活“売り手市場”なこともあり、とりあえず受けた会社でいきなり内定が出た。 「面接は志望動機すら聞かれず単なる世間話で
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く