今回はアニマソラリス10周年ということで、久しぶりにコラムを復活させてみました。 ちょっと行き当りばったりな企画なので、うまくいくとよいのですが。 なんでこんな内容をテーマに選んだかというと、特殊相対性理論ででてくるミンコフスキー空間で、時間軸が虚数的になっていることから、関連があるかな、と思ったからなんですね。 まぁ、結論から言ってしまうと、複素平面はそのままではミンコフスキー空間にはならなかったりします。 まぁ、タイトルにある複素平面といきなり出されても、意味のわからない人の方が大勢でしょう。そこで、まずは順を追って簡単な方から話を進めていくことにしましょう。 まずは自然数から。自然数といっても、難しく考える必要はありません。要は小学校の算数で習う数のことです。1,2,3,……といった数字のことですね。これはおもしろい特徴があって、自然数同士の足し算は必ず自然数になります。あたりまえと