部下の女性職員の体に触れるなどのセクハラ行為で減給10分の1(1か月)の懲戒処分を受けた大阪市の森伸人・東成区長は24日、市が認定したセクハラ行為以外にも、部下に対するパワハラと受け取られるような問題行動があったことなど複数のトラブルを認める文書をまとめ、同区選出の市議らに提出した。 地元議員への説明のためにまとめた文書で、部下を多くの職員の前でしかったり、手帳で机をたたいたりしたことなどが記されている。改善策としては「パワハラに関する図書を読むとともに、研修を受講する」としている。 市幹部は、パワハラと受け取られる問題行動が軽微な事案だとして懲戒処分には当たらないとしている。