1948年群馬県生まれ。法政大学中退後、広告プロダクションに入社。1972年、フリーのコピーライターとして活動を開始し、1975年にTCC(東京コピーライターズクラブ)新人賞受賞。「不思議、大好き」「おいしい生活」(西武百貨店)など数多くのヒットコピーを生む。そのほかにも作詞、文筆、ゲーム製作などの創作活動も行う。1979年東京糸井重里事務所設立、1989年APEエイプ設立。1998年、インターネットホームページ「ほぼ日刊イトイ新聞」を開設。1日の総アクセス数は140万件を越える。 今年6月で10周年を迎えた「ほぼ日刊イトイ新聞」。主宰するコピーライターの糸井重里さんは、いろいろな時代の渋谷を見つめてきた1人。女子高生が紡ぎだす言葉の位置から渋谷にあったら面白いものまで、糸井さんが抱く渋谷のイメージをうかがいました。 --糸井さんが渋谷の街と最初に出会ったのはいつごろですか。 小学校の1年