おまえらが何が好きとか、そんなもんは知らん! この場合の知らんというのは、本当に純粋に知識として知らないんですよ。本当悲しくなるよね。おまえらが何を話してるのか、俺にはさっぱりわからない。でも好きなことをしゃべってるときのおまえが好きだ。だから俺も好きなものを語るよ。聞けよバカ、コノヤロウ。 まずねー、あのねー(節子みたいな関西弁で聞いてね)、とにかく絶望ね。絶望が好き。ハンパねえ絶望で終わっちゃうのはきついんだけど、絶望の中で一人闘っていて、なんとかかんとかその中で生きていってる姿がたまらなく好きなんです。俺はゲームの人なので、もうゲームくらいしか話すことはないんだけども、たとえばわかりやすいところで言えばドラクエ5の一連の悲劇ね。だってさー、いきなりお父さん目の前で殺されてみ? それはもう絶望じゃん。まだ5歳くらいじゃん。どう考えても一人で生きていけないじゃん。しかも拉致られて強制労働