暗殺を生業とする美貌の女剣士「彩」は、 古代より伝わる“暴走する血”「忌血」の種族の末裔である。 彩は腹違いの妹「咲」との抗争、そして和解の後 身を隠すように、一市民として咲との暮らしを選んだ。 …しかし、平穏な生活は長くは続かなかった。 テレビのNEWSが、最悪の畏怖を伝えたのだ。 都市に再びゾンビが大量発生したのだという。 あの組織は生きていた? かつて組織は「忌血」の持つ邪悪な力を利用し、 巨大な権力をつかもうと「彩」と「咲」に襲い掛かった。 そう…振り払ったはずの組織が、遂に動き出したのだ。 宿命の血を宿す姉妹は、使命感と…その“血の意思”により 再び剣を取ることになる。