NECビッグローブの新サービス「アンドロナビ」のスマートフォン上の画面 普及が進むスマートフォン(多機能携帯電話)で、「アプリ」と呼ばれるソフトの配信サービスの競争が激しくなっている。24日にはNECビッグローブが、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」向けの配信を本格化。豊富なゲームや実用ソフトをそろえる米アップルが先行したが、アンドロイド陣営の追い上げが加速しそうだ。 インターネット接続サービス大手のビッグローブの新サービスは「アンドロナビ」。今年1月から試験的に運用しており、24日から日本語と英語版の本格運用を始めた。ゲームやマンガのほか、国内の温泉を探すアプリなど約450本を提供。2012年度末には、電子書籍を中心に15万本に増やす予定だ。 配信サービスは、さまざまなアプリを情報端末に取り込める「店」だ。グーグルも独自に「アンドロイドマーケット」を運営するが、ビッ