9月27日、日本一ソフトウェアからあるタイトルが Nintendo Switch向けにリリースされた。タイトルは『ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団』(以下『ルフラン』)。いわゆる『Wizardry』系列のダンジョン探索ゲームだ。 ゲーマーならば3DダンジョンRPGをジャンルとして確立した『Wizardry』の名を知らない者はいないだろう。インスパイアされた後発作品は「ウィザードリィ・ライク」(以下Wizライク)などと呼ばれることもある。ゲームの内容としては、読んで字のごとく、3Dで描画されるダンジョンを一人称視点で探索し、戦闘し、装備を整えるなどキャラを強化し、より深くまで潜り、そしてボスを倒す。これがおおむね一般的なゲームフローだ。 さて、時節は夏が過ぎ去り秋の気配が濃厚であるが、じつは今夏、Wizライクのタイトルが複数リリースされていた。まず、コンパイルハートからはシリーズ続編『神獄塔