花粉症回避で予約盛況 月決め賃貸マンション 沖縄の特殊環境魅力 経済 2011年1月15日 09時30分 花粉症の季節を目前に控え、花粉の一因となるスギやヒノキが自生しない沖縄に“避難”する本土の花粉症患者が増えている。県内の月決め賃貸マンションはこの時期、本土の花粉症患者からの問い合わせや入居予約で盛況。宮古島観光協会では、長期滞在する花粉症患者を呼び込もうとツアーを企画する動きも出ている。暖かく花粉症に悩まされない沖縄の環境が魅力となっているようだ。 環境省は今シーズンの花粉総飛散量は昨シーズンより全国的に多くなると予測。花粉症患者の悩みは深刻だ。 那覇市内を中心に月決め賃貸マンションを展開するSUMUKA(那覇市)にはこの時期、本土の花粉症患者から「沖縄は花粉が飛ばないと聞くが本当か」との問い合わせが相次ぐ。予約の多くは50~60代の夫妻で、2~3カ月滞在することも。2人滞在で費用は