日本の気象庁及び米国海洋大気庁(NOAA)の科学者たちは、、世界中で異常気象を引き起こす要因とされる海洋温暖化現象「エルニーニョ現象」が正式に到来し、2024年まで続く可能性があると発表した。 エルニーニョ現象は通常2~7年ごとに発生し、中央太平洋と東太平洋の赤道付近の海面水温が平均より高くなるのが特徴だ。これらの事象は世界的に影響を与える。 NOAAの気候予測センターの物理科学者であるMichelle L’Heureux氏は、「エルニーニョはその強さによって、世界中の特定の場所で豪雨や干ばつのリスクを高めるなど、さまざまな影響を引き起こす可能性があります。エルニーニョは、特にエルニーニョ時にすでに平均気温を超える地域で、気温の新記録につながる可能性があります」と、述べている。 専門家たちは、以前から今年のエルニーニョを疑っていた。NASAの衛星は、3月と4月にエルニーニョが発生する初期の