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ブックマーク / hallucinyan.hatenablog.com (3)

  • フロイト=ラカンに入門するために - A Mental Hell’s Angel

    2015-02-21 フロイト=ラカンに入門するために 精神分析入門のためのレビューエントリーです。  臨床家のための精神分析入門―今日の理論と実践 作者: アンソニーベイトマン,ジェレミーホームズ,館直彦,増尾徳行 出版社/メーカー: 岩崎学術出版社 発売日: 2010/10/01 メディア: 単行 この商品を含むブログを見る 極めて網羅的。精神分析学について知りたい場合は書と藤山さんの著書をまずおすすめです。 集中講義・精神分析〈上〉精神分析とは何か/フロイトの仕事 作者: 藤山直樹 出版社/メーカー: 岩崎学術出版社 発売日: 2008/11/01 メディア: 単行 クリック: 18回 この商品を含むブログ (9件) を見る 上巻はフロイト中心。 集中講義・精神分析 下 フロイト以後 作者: 藤山直樹 出版社/メーカー: 岩崎学術出版社 発売日: 2010/06/01 メディア

    フロイト=ラカンに入門するために - A Mental Hell’s Angel
  • 〈ドゥルーズの麻薬論〉――来たるべき薬理分析 - A Mental Hell’s Angel

    2014-01-04 〈ドゥルーズの麻薬論〉――来たるべき薬理分析 狂人の二つの体制 1975-1982 作者: G・ドゥルーズ,宇野邦一 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2004/05/21 メディア: 単行 クリック: 7回 この商品を含むブログ (11件) を見る [時間がなかったため簡易的なレジュメです] ―― ■ドゥルーズ「麻薬に関する二つの問題」(『狂人の二つの体制 1975-1982』所収) ◆二つの問題 ・ドゥルーズが論点とするのは「麻薬固有の因果性」と「麻薬における「転換期」」の二点 1.    「麻薬固有の因果性」とその探求 ・「集合としての麻薬」の輪郭、麻薬総体の内包-強度→麻薬の質。ドゥルーズは「麻薬の種類の区別は「二次的」である」とし、その共通性を剔抉しようとする。ミルプラにおいてそれは時空間認知の変容、速度、分子的なものの知覚、また存立平面的なも

  • スラヴォイ・ジジェク『ラカンはこう読め!』――精神分析学的社会批評への入門 - A Mental Hell’s Angel

    書は哲学者であるスラヴォイ・ジジェクによるジャック・ラカンへの入門書である。ラカンは戦後フランスの最も偉大な精神分析家であり、いわゆる現代思想に多大な影響を与えた思想家である。ラカンは「フロイトに帰れ」というスローガンのもと自我心理学を批判し、フロイトの可能性の中心を読もうとした。 精神分析においては分析家と患者(分析主体)の間におけるパロール(発話)によって治療が行われる。ということはつまり、言語の問題が浮上してくる。そこでジャック・ラカンはソシュールらの構造主義言語学を精神分析に導入した。言葉を使って治療するからには、何らかの言語観に依拠する必要があるからだ。 ラカンの主要概念に「象徴界・想像界・現実界」という三幅対がある。人間存在の現実はこの三界のトポロジカルな絡み合いとして捉えられる。チェスの例を出してジジェクは述べている。チェスをする際に従うべきルールが象徴界であり、駒ごとに特

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