ブックマーク / news.golfdigest.co.jp (30)

  • 「落ち着け、落ち着け」 渋野日向子は池ポチャ連荘からイーグル奪取

    ◇米国女子◇HSBC女子世界選手権 2日目(3日)◇セントーサGC(シンガポール)◇6749yd(パー72) そう言えば、そんなこともあったな…。渋野日向子は遠い昔に思いをはせるように9時間前のティオフ、出だし10番(パー4)のボギーを振り返った。3時間の中断を挟んだ長い一日を終え、「まずはホールアウトできて良かった」と息をついた。 << 下に続く >> 2打目をバンカーに入れて、4オン1パットのボギースタート。13番(パー5)で獲り返したが、15番(パー3)のティショットの後で荒天による中断のサイレンが鳴った。再開後は10yd近くのロングパットを2打で納めた。

    「落ち着け、落ち着け」 渋野日向子は池ポチャ連荘からイーグル奪取
  • 渋野日向子が「最下位」も覚悟した今季初戦 新スイング完成までの見通しは

    ◇米国女子◇ホンダ LPGAタイランド 最終日(26日)◇サイアムCC(タイ)◇6576yd(パー72) 通算10アンダー27位の順位を、ホッとしたような、悔しいような複雑な気持ちで受け止めた。このオフから新スイングに取り組む渋野日向子は、今季初戦を「ぼちぼち、かな」と振り返った。 << 下に続く >> 2カ月前から青木翔コーチとスイング改造をスタートしたが、開始直後はミスショットが止まらず「最下位になると思うくらいの気持ち」で初戦を迎えていたという。ラウンドを終えるごとに青木コーチからフィードバックをもらい、試合のなかでトライし続けた4日間。「気を付けながらプレーしていたけど、なかなか難しい」と理想通りにクラブを振れず、フィニッシュで手を放すショットも多かった。 ショートゲームで粘って3日目までアンダーパーを重ねてきたが、最終日は終盤まで伸び悩んだ。前半2番でバーディを先行させると、3番

    渋野日向子が「最下位」も覚悟した今季初戦 新スイング完成までの見通しは
  • 渋野日向子「相当耐えました」 不本意なボギーなし「66」

    ◇米国女子◇ホンダ LPGAタイランド3日目(25日)◇サイアムCC(タイ)◇ 6576 yd(パー72) 前半13番(パー4)で、ティショットはしっかりフェアウェイを捉え「ナイスショット」の声が上がった。そこから1mに寄せてバーディを奪ったが、ティショットを放った瞬間は手を放して不安そうに行方を見守った。 << 下に続く >>

    渋野日向子「相当耐えました」 不本意なボギーなし「66」
  • 渋野日向子が目指す“新生・渋野” 青木翔コーチとのリスタート

    ◇米国女子◇ホンダ LPGAタイランド 事前情報(22日)◇サイアムCC(タイ)◇ 6576 yd(パー72) 2023年の初戦へ送り出した言葉は、シンプルに「気合でやっておいで」。渋野日向子は、恩師の言葉を胸に新シーズンを迎えた。 << 下に続く >> 2カ月前、渋野は2020年末まで師事していた青木翔コーチのもとを訪れた。21、22年は特定のコーチをつけず、自身でスイング作りを続けて試行錯誤。この2年で得たものを生かしつつ、さらなるレベルアップを目指して再び青木コーチのもとへ向かった。「最初は遊びに行くような感覚で。自分から“どうしたらいいですか?”って聞くのは難しかったけど、快く“いいよ”と言ってくださった」と明かした。 2019年「全英女子オープン」で優勝をともにし、20年末に「自分で考えてやれるように」との思いから青木コーチのもとを“卒業”。現在も正式に契約を結んだわけではないが

    渋野日向子が目指す“新生・渋野” 青木翔コーチとのリスタート
  • 原英莉花は「ゴージャス!」 まさかの“シンクロ”コーデも/JLPGAアワード

    女子プロゴルフ協会(JLPGA)の年間表彰式「JLPGAアワード」が21日に東京都内のホテルで開催され、2022年の国内女子ツアーを彩った選手たちが華やかな衣装に身を包んで出席した。 今季新設されたツアーの広報担当「JLPGAブライトナー」が特別賞を受賞し、原英莉花は黒の肩出しドレスにファージャケットを羽織って登場。ファッションのポイントについて「ゴージャス!」と笑いを誘いつつ、「当はピンクのドレスを着たかったのですが、サイズが合わずにきょうの服にしました」と意外な舞台裏を明かした。 << 下に続く >> 10月「樋口久子 三菱電機レディス」でツアー最長ブランクとなる11年189日ぶりの優勝を遂げた金田久美子は、白の和服で敢闘賞のトロフィーを受け取った。「知り合いの着物屋さんに作っていただきました。柔らかい感じにしてみたかった。アワードは特別な会ですし、あまり着る機会がない着物を選び

    原英莉花は「ゴージャス!」 まさかの“シンクロ”コーデも/JLPGAアワード
  • ツアー史上最高V賞金2億7900万円 渋野日向子は24歳初戦でシーズンラストゲーム

    ◇米国女子◇CMEグループ ツアー選手権 事前情報◇ティブロンGC(フロリダ州)◇6556yd(パー72) 予選カットなしの2022年シーズン最終戦が17日(木)に開幕する。年間女王の称号とともに前年から50万ドル(約6981万円)上積みされた、ツアー史上最高額の優勝賞金200万ドル(約2億7900万円)をかけてポイントランキング上位60人の精鋭が集った(60位以内からジェシカ・コルダ、朴仁妃、リン・グラントが欠場)。 << 下に続く >> 舞台となるフロリダ州ネープルズのティブロンGC ゴールドコースはグレッグ・ノーマン(オーストラリア)が設計。「ティブロン(tiburon)」はスペイン語で「サメ」を意味する。 前年大会はコ・ジンヨン(韓国)が畑岡奈紗との壮絶な優勝争いを制して大会連覇を遂げた。そのジンヨンは3月「HSBC女子世界選手権」の1勝、年間レースでも19位にとどまり、ツアーの勢

    ツアー史上最高V賞金2億7900万円 渋野日向子は24歳初戦でシーズンラストゲーム
  • 上田桃子 V逸に悔しさも生涯獲得賞金10億円突破

    ◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック 最終日(6日)◇瀬田ゴルフコース 北コース(滋賀県)◇6616yd(パー72) 1打リードの首位から出た上田桃子は3バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「74」とスコアを落とし、同組のジェマ・ドライバーグ(スコットランド)に逆転を許して通算12アンダー5位に終わった。初日からトップを走ってきたが、大会3勝目はならなかった。 << 下に続く >> 前半の1番(パー5)で幸先良くバーディ発進。4番でもスコアを伸ばして序盤は首位の座を堅守した。5番でパーパットを決めきれずにボギーとすると、6番、7番、8番(パー3)とバーディパットはことごとく入らず。「思うように体が動いてくれなかった。自信を持ってできなかったというところは大きかったかな」

    上田桃子 V逸に悔しさも生涯獲得賞金10億円突破
  • “裏街道”からトップ10入り 馬場咲希「納得できるラウンド」

    ◇アジアパシフィック女子アマチュアゴルフ選手権 最終日(6日)◇サイアムCC ウォーターサイドコース(タイ)◇6309yd(パー72) 通算イーブンパー25位から出た馬場咲希(代々木高2年)が「66」で回って6位に入った。最終日は10番からスタートの“裏街道”。ボギーなしの6バーディを奪う猛チャージで、この日のベストスコアタイをマークした。「結果を求めすぎていて、それがプレッシャーになっていた」と3日目に決まらなかったバーディパットは、しっかりカップに消えてくれた。 << 下に続く >> 気持ちの切り替えができたのは、最終日にキャディを務めた父・哲也さんのおかげ。それまでの3日間は現地のハウスキャディを起用していたが、言葉が通じず一人で悶々と考え込むラウンドだった。「父といろいろな話をしながらできたので、すごくありがたかった」とプレー中も笑顔が光った。 8月の「全米女子アマ」で優勝し、10

    “裏街道”からトップ10入り 馬場咲希「納得できるラウンド」
  • 国内最終戦の渋野日向子「もう少し強くなった状態で帰ってきたい」

    ◇日米女子ツアー共催◇TOTOジャパンクラシック 最終日(6日)◇瀬田ゴルフコース 北コース(滋賀県)◇6616yd(パー72) 主戦場にする米ツアーの試合は残っているものの、国内では今年最後のラウンドとなった渋野日向子は、「もう少し強くなった状態で帰ってきたい」と悔しさをにじませた。イーブンパー58位から出た最終日、4バーディ、5ボギーの「73」で回り、通算1オーバー64位。前日に引き続き、ショットもパットも噛み合わなかった一日に「悔しい結果」と残念がった。 << 下に続く >> インコースからスタートした渋野は11番で4オン1パットのボギーを喫すると、12番(パー3)もティショットでグリーンをとらえられず、13番(パー5)は3パットをたたいて3連続ボギーにした。気持ちとは裏腹のスコアに、ギャラリーの声援に応える余裕も持てなかった。

    国内最終戦の渋野日向子「もう少し強くなった状態で帰ってきたい」
  • 「こんな状態なら、やめなきゃいけない」 金田久美子が乗り越えた2勝目の壁

    ◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 最終日(30日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6550yd(パー72) ウィニングパットを沈めて緩んだ金田久美子の涙腺は、スコア提出所で崩壊した。目に飛び込んできたのは、大会名誉会長でもある樋口久子氏の涙。「アマチュアのころからトーナメントに出て、化粧が濃いとか(笑)、温かい“おしかり”の言葉もたくさんいただいてきた、あれだけ怒られていた自分が、樋口さんの大会で勝てたことがうれしかった」と感慨があふれた。 << 下に続く >> 3打のリードを持って出た最終日、前週優勝の19歳・川崎春花が最後までらいついてきた。後半15番の3パットボギーで、ついに1打差。それでも、不思議なほどゲームを客観視できている自分がいた。勝負どころと踏んだ17番は、前週まで大の苦手にしていた少しつま先上がりのセカンド。今週、会場入りを開幕前日に遅らせてまで猛特訓して

    「こんな状態なら、やめなきゃいけない」 金田久美子が乗り越えた2勝目の壁
  • 渋野日向子「帰ってきて良かった」 5カ月ぶり日本ツアーは最終日に見せ場

    ◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 最終日(30日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6550yd(パー72) ディフェンディングチャンピオンとして5カ月ぶりの国内ツアーに臨んだ渋野日向子は、最終日に「68」と見せ場を作って7000人を超えたギャラリーを喜ばせた。「スコアとしては締めが良かったから、盛り上げるには盛り上げられたかなと思う。帰ってきて、すごい良かったかなと思います」と笑った。 << 下に続く >> 初日「74」の出遅れから2日目に「71」、そして60台とスコアは右肩上がりで通算3アンダー9位フィニッシュ。それでも歯切れは良くない。「自分のショットの気持ちよさとスコアが全く比例していないような一日で、モヤモヤな感じでした。パターが入ったり、ラッキーがあった分かな」と振り返る。 インスタートから11番で5UTのセカンドが奥のピンそばにピタリ。タップインバーディを先行し、

    渋野日向子「帰ってきて良かった」 5カ月ぶり日本ツアーは最終日に見せ場
  • 「4日間プレーしたい」ホステスプロのイ・ボミが8位発進

    ◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 初日(20日)◇マスターズGC(兵庫)◇6585yd(パー72) ホステスプロのイ・ボミ(韓国)は5バーディ、1ボギーの「68」で回り、4アンダー8位で滑り出した。 << 下に続く >> 「4日間プレーしたい」。大会の“顔”としてのプレッシャーがつきまとう中で「今週で(今年は)日最後の試合なので、うまくいかなくても楽しくやらないと、とは思っていた。一個、一個、自分ができるショットに集中したのが良かったかな」と語った。 出だし10番でピン手前5mを沈めてバーディ発進し、15番で7mを入れて2つ目を奪取。16番でアプローチが寄らずに4mのパーパットを外してボギーを喫したが、集中力は切らさなかった。後半1番は51度で30㎝に絡め、2番は奥4mを入れて2連続バーディにした。 「私の悪いところは、疲れたらしゃべらなくなっちゃうこと。最

    「4日間プレーしたい」ホステスプロのイ・ボミが8位発進
  • 「あの子強ええ、宇宙人だわ」 渋野日向子が感嘆した“エッティ”

    ◇米国女子◇BMW女子選手権 事前(19日)◇オークバレーCC(韓国)◇6726yd(パー72) 渋野日向子は前日に18ホールを確認し、この日は練習場で汗を流して最終調整した。 << 下に続く >> 今季から同じく米国を主戦場とする1歳年下の22歳、古江彩佳の存在が大きな刺激となっている。ともに米ツアーのルーキーだが、古江は帰国直後の前週の国内ツアー「富士通レディース」で大会連覇を果たした。 「エッティ(古江)、あの子強ええ。あの子のメンタリティは当に勉強になる。あんだけの連戦でやっているし、帰って勝って。宇宙人だわ」と舌を巻いた。 もっとも、自身の状態にも手応えはある。2週前の「LPGAメディヒール選手権」で6戦ぶりトップ10となる8位に入った。「グリーン上で頑張っていた。アイアンも距離感が分かってきたし、全体的にマシなゴルフができた」と納得の表情だ。 今週は初めての韓国。予選落ちなし

    「あの子強ええ、宇宙人だわ」 渋野日向子が感嘆した“エッティ”
  • 「夢の舞台なので、そこに立ちたい」 馬場咲希がパリ五輪出場へ改めて意欲

    「世界女子アマチュアゴルフチーム選手権」で3位に入った日本代表チームが29日、帰国。馬場咲希(日ウェルネス高2年)、橋美月(東北福祉大2年)、上田澪空(共立女子第二高2年)の3選手が羽田空港でオンライン会見を行った。 2年に一度開催されているアマチュアの世界大会。今年の初日、3日目の会場は、2024年パリ五輪の開催コース「ル・ゴルフ ナショナル」だった。初めてナショナルチームに招集され、個人戦で日勢トップの4位で終えた馬場は「ナショナルチームとして五輪の開催地でプレーできたことがありがたいし、とてもうれしい。コースはすごい難しかったけど、精神的な面でも『このコースで良いスコア出すぞ』と思えたのは良かった」と大会を振り返り、「五輪は夢の舞台なので、そこに立ちたい。プレーできるように一生懸命頑張りたい」と、2年後の大舞台へ改めて意欲を見せた。 << 下に続く >> 個人戦16位だった上田

    「夢の舞台なので、そこに立ちたい」 馬場咲希がパリ五輪出場へ改めて意欲
  • 原英莉花が涙「石橋をたたいていけば…」 魔の2番で失速

    ◇国内女子◇ニトリレディスゴルフトーナメント 最終日(28日)◇小樽CC (北海道)◇6655yd(パー72) 不完全燃焼の最終日となった。2打差をつけて単独首位から出た原英莉花は1バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「76」とブレーキ。4日目にして初めてオーバーパーで回り、通算5アンダー7位に終わった。「安全にもうちょっと石橋をたたいていけば良かったかな。うまく試合の流れを作れなかった」と涙を流した。 << 下に続く >> 初日から3日目までトップを守りながら、まさかのV逸に「悔しいです。でも久しぶりの優勝争いで力んでいた。その中で自分のチャンスを待ちきれなかった」と振り返った。 池ポチャでダブルボギーをたたいた3日目に続いて、またしても2番で失速した。右サイドに池が構える右ドッグレッグのパー4。この日は残り100ydからの2打目を46度で「軽く」打つも15mオーバー。バーディパットを1.

    原英莉花が涙「石橋をたたいていけば…」 魔の2番で失速
  • 馬場咲希3打差5位で最終日へ「優勝目指して」/世界アマチーム選手権

    ◇女子アマチュア◇エスピリトサントトロフィー 世界女子アマチュアゴルフチーム選手権 3日目(26日)◇ル・ゴルフ ナショナル(6317yd、パー71)、ゴルフ・ド・サンノムラ ブルテッシュ(6160yd、パー72)/フランス 「全米女子アマチュア選手権」覇者の馬場咲希(日ウェルネス高2年)は3バーディ、1ボギーの「69」で回り、通算4アンダー5位で最終日を迎える。トップとの差を3打に縮め、「優勝目指して、全力で。最終日なので、思い切ってプレーしたいです」と頂点を目指す。 << 下に続く >> 1番ティから出たこの日は5番でバーディを先行した。「きょうはドライバーのシャフトを変えてみて、ショットもいい感じになって来たけどパターがあんまり入らなくて」。後半のバーディは11番(パー3)と13番だけで「もう少し伸ばせたなというのはあります」と悔しがった。 「とにかくあした自信が持てるように。何の

    馬場咲希3打差5位で最終日へ「優勝目指して」/世界アマチーム選手権
  • 馬場咲希「ジャパンのユニホームが夢だった」/世界アマチーム選手権

    ◇女子アマチュア◇エスピリトサントトロフィー 世界女子アマチュアゴルフチーム選手権 事前情報(23日)◇ル・ゴルフ ナショナル(6317yd、パー71)、ゴルフ・ド・サンノムラ ブルテッシュ(6160yd、パー72)/フランス 世界最大級のアマチュアチーム選手権は24日、女子の競技でスタートする。今月「全米女子アマチュア選手権」を制した馬場咲希(日ウェルネス高2年)ら女子日本代表選手が前日、練習ラウンドで最終調整。初めて日の丸を背負って臨む馬場は、再び“世界一”を目指す。 << 下に続く >> 初めて訪れたフランス・パリは「すごいきれいな街並みで楽しい」と感想を口にした馬場にとって、ほかにも初ものづくしの大会だ。8月1日付でナショナルチーム入りし、「自分の中ではジャパンのユニホームを着てプレーするのが夢だったのでうれしい」と言葉を弾ませた。「重圧にはなっていない」と、何事も「うれしさ」が

    馬場咲希「ジャパンのユニホームが夢だった」/世界アマチーム選手権
  • 妹の活躍はうれしいけど… 双子姉・岩井明愛「自分も負けていられない」

    ◇国内女子◇CAT Ladies 最終日(21日)◇大箱根CC(神奈川県)◇6638yd(パー72) 「自分のプレーよりもすごいな、というふうに思いましたね」―。双子の妹・岩井千怜の優勝を、姉・岩井明愛はそう振り返った。 << 下に続く >> 通算2アンダー33位で3日間を終え、妹には11打差をつけられた。「ショットはいいんですけど、パターがやっぱ…。バーディを獲りたいけど獲れないという状況が続いているので、入るまで練習を続けたい」と自身の課題を挙げる。 史上3人目のツアー初優勝からの2週連続Vという快挙へ向けて妹が必死に戦っていた上がり3ホール。明愛は、父・雄士さんとともに最終組を取り囲む大勢のギャラリーの中にいた。「もちろんプレー中は自分のプレーに集中していたけど、終わってからは全ての集中が千怜にいった」。ラウンド中は自分に、ホールアウト後は妹の応援に“全集中”。これでもかというくらい

    妹の活躍はうれしいけど… 双子姉・岩井明愛「自分も負けていられない」
  • 「ずっと緊張していた」快挙V 岩井千怜の“ドキドキ”18ホール

    ◇国内女子◇CAT Ladies 最終日(21日)◇大箱根CC(神奈川県)◇6638yd(パー72) 「信じがたくてびっくりしている。私でも2勝できるんだな」―。2打差の単独首位で出た岩井千怜がノーボギーの2バーディ「70」で回り通算13アンダー、猛追した山下美夢有を1打差で振り切って、史上3人目となるツアー初Vからの2週連続優勝の快挙を遂げた。 << 下に続く >> 先週、初優勝を飾った最終日と同じ、勝負カラーの赤のショートパンツを身に纏って臨んだこの日は、「スタート前も緊張してたし、一日ずっと緊張していた」と、胸の激しい鼓動とも戦いながらのラウンドだった。 スタートの1番(パー5)を無難にパーで終えた岩井に対し、同組の若林舞衣子がバーディを奪って1打差に詰め寄られる先制パンチを受けたが、3番(パー3/161yd)、6Iでのティショットを3.5mに寄せて1つ目のバーディを奪った。 「気持

    「ずっと緊張していた」快挙V 岩井千怜の“ドキドキ”18ホール
  • ユ・ソヨンが首位発進 渋野日向子14位 姉妹チームは9位

    ◇シモーネ アジアパシフィックカップ 初日(18日)◇ポンドックインダGC(インドネシア)◇6806yd(パー72) レディース アジアツアー(LAT)シリーズの第2戦となる3日間大会が開幕。メジャー2勝のユ・ソヨン(韓国)が「65」をマークし、7アンダーの単独首位で滑り出した。 << 下に続く >> リディア・コー(ニュージーランド)とプリンセス・スペラル(フィリピン)が6アンダー2位、イ・ボミ(韓国)が5アンダー4位で続いた。 4人が出場する日勢では、櫻井心那が2アンダー5位、篠原まりあが1アンダー7位。 渋野日向子は最終18番(パー5)でダブルボギーをたたき、1オーバー14位で発進した。妹の暉璃子(明治大)は3オーバー24位で初日を終えた。 チーム戦では、櫻井と篠原のチーム日2が2位、渋野姉妹のチーム日1が9位につけた。

    ユ・ソヨンが首位発進 渋野日向子14位 姉妹チームは9位