17日、将棋の棋聖戦が名古屋・大須の万松寺で行われ、瀬戸市出身・藤井聡太五冠が勝利し、タイトル防衛を果たしました。対局では、近くのお店のおやつなども登場して関係者もバタバタ!大須は「将棋のまち」となりました。 17日、大須の万松寺で行われた棋聖戦第4局。対局前の午前8時ごろにはすでに会場を訪れている人の姿が。 「豊橋と岡崎から来ました。6時に起きて来ました。近くで(藤井五冠を)見られるから楽しみだと思って。こっちの方が緊張している」(豊橋と岡崎から訪れたファンの女性) そして、午前8時半ごろ。藤井五冠が会場入りする姿を見ることが出来た女性は… 「さわやかな感じでした。秋の風が行くような。夏なのに秋の風がスーと行くような感じでした」(豊橋から訪れたファンの女性) 午前9時、藤井五冠と挑戦者の永瀬拓矢王座が対局室に入り、決戦が始まりました。
藤井聡太五冠がタイトル防衛に「王手」をかけるかが注目される、棋聖戦五番勝負。次の第4局は、名古屋大須の「万松寺」です。 「こちらが決戦の舞台となる対局場です。普段は、応接室として使っているため、フローリングのマットが敷かれていますが、めくると畳があります」(石神愛子アナウンサー) 去年に続き、棋聖戦の“第4局”の会場に選ばれた万松寺。 去年は、藤井五冠が初戦から3連勝したため、実現しませんでしたが…。 「伊藤さん、決まりましたね」(石神アナ) 「おかげさまで」「着々と準備は進めています」(万松寺・伊藤聖崇さん) 対局で使われる予定の「将棋盤」と「駒」はいずれも最高級品で、合わせると1000万円に迫るお値段です。 また、棋士の好みに合わせるため、色々なタイプの座布団を用意。 「まあ、お寺なので座布団はたくさんあるので、っていう感じですね(笑)」(伊藤さん)
愛知県瀬戸市出身、将棋の藤井聡太五冠にとって、2022年度、3度目のタイトル防衛戦となる王位戦七番勝負が犬山市で始まりました。挑戦者は一宮市出身の豊島九段です。愛知が舞台の「愛知対決」の行方は? 国宝・犬山城を望む「ホテルインディゴ犬山有楽苑」。2022年3月にオープンしたばかりのこのホテルが、王位戦七番勝負第1局の舞台です。 これまでタイトル防衛に全て成功している藤井五冠。相手は一宮市出身の豊島将之九段。2021年、藤井五冠に2つのタイトルを奪われていて、今回は雪辱戦です。 「豊島九段とは、去年の番勝負で多く対戦しましたけど、去年までとは違った戦いになるのかなと思っています」(藤井聡太五冠) 一方の豊島九段は。 「こうして、またタイトル戦に出られることになって嬉しく思っているので、それを盤上に出していって、自分なりに精一杯指して、いい勝負ができたらと思っています」(豊島将之九段)
名古屋に初めて常設される将棋の公式対局場が、22日に開場します。 将棋の公式戦を行う「名古屋将棋対局場」は、名古屋駅前のミッドランドスクエア25階の一室に新設されました。 元々はトヨタ自動車の会議室として使用されていたこの一室。眺めは絶景で、まさに「天空の対局場」です。 「(対局場のウリは)25階という立地です。棋士が息抜きで外の景色を眺めたり、夜の対局で、ここから見る夜景がきれいなのではと思います」(日本将棋連盟 メディア部 常盤秀樹部長) 会場には85枚の畳が敷き詰められ、同時に7つの対局ができます。 今後、プロの公式戦が年間約100局行われる予定です。 22日のこけら落としでは、地元出身の藤井聡太五冠がA級順位戦の1回戦に臨みます。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く