車のキー、猫、携帯、3100カラットのダイヤ、彼女… なんでもぺたぺたタグ貼って24時間居場所が追跡できる、そんな無線ICタグ(RFID)本格導入の時代が水際まで迫っているかもしれない、というお話です。 グーグルがICタグ導入計画を検討していることが英紙『Daily Mail』の報道で今月明らかになりました。グーグル社エンジニアリングVPのダグラス・メリル(Douglas Merrill)氏が同紙にこう語っています。 「ボタンクリックひとつで文字通り世界中のあらゆるものにアクセスできるようにする計画があって、既に試験利用に入ってます。現段階では書籍、楽曲、映画、テレビ、ラジオ放送、公文書、写真が対象ですが、最終的には範囲を広げ、人、あるいはその所持品にまで拡大できるのではないかとグーグルの科学者たちは考えています」 「個人や企業がグーグルの検索システムを自分に有利なように操作することは不可