一昨年の2004年に、「日本初のデパートとして誕生してから100年」という大きな節目を迎えた老舗デパート、三越。一般に「老舗=保守的」と見られがちだが、同社にはその方程式は当てはまらないようだ。それを証明するかのように、同社は、各方面で注目を集めているRFID(Radio Frequency Identification)タグの実用化にいち早く踏み切り、最新技術を活用した“未来型店舗”の創出に積極的に取り組んでいるのである。 では早速、“未来型店舗”の現場を訪れてみよう。その店舗は東京・日本橋の三越本店にある。同店本館1階の婦人靴売り場こそが、国内のデパートで最も早くRFIDで武装化された最先端の売り場なのだ。すべての商品には、値札とともに縦6センチ、横3.6センチのRFIDタグが付けられており、売り場内に設けられたタグ・リーダの上に商品を置くだけで、顧客自らがサイズ、色の在庫をリ
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