懐かしい特撮番組やアニメでは、手をはじめとした身体の動きでさまざまなものを操作する場面が出てくる。「鉄人28号」のリモコンではなく、「マジンガーZ」の操縦でもない、ロボットとの一体感を味わうことができる夢の操作方法だ。だが、それは番組の主人公がやることであって、テレビのこちら側では、そのカッコいい姿を眺めているだけだった。 だが、転機が訪れる。1983年、任天堂が「ファミリーコンピュータ」を発売した。テレビの中の登場人物やロボット、戦闘機を、自分で操れるようになった。しかし、不満もあった。操作するのは十字キーとABボタン……それは「鉄人28号」のリモコンと同じようなものだ。頭の中で思い描いたような動きができないのを、はがゆい思いで眺めていたものだ。 そして、「思うように動かせない」というユーザーの気持ちを満足させようと、さまざまなコントローラが登場する。ゲームセンターと同じスティックを
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