2020年4月28日のブックマーク (1件)

  • 本を読む、川を見る。一人だけの暮らしですこしずつ自分を取り戻した話【大阪・北堀江】 - SUUMOタウン

    著者: 山莉会 大阪に堀江という場所がある。堀江という住所はないのだけど、この一帯を指してみんなそう呼ぶ。セレクトショップやカフェ、家具店が立ち並び、SOHOなどの個人オフィスが軒を連ねる。心斎橋・難波・アメ村と隣り合っているのに、喧噪からはほど遠い不思議な街。私は昔、ほとんど家出同然に実家を出て、そこで暮らしていたことがある。 昔からが好きだった私は、大学を出たら文章に携われる仕事に就こうと思っていた。出版社はすべて筆記試験で落ち、運良く受かったのはライター職のあるベンチャーの広告代理店。人事に「新卒でライター職の配属はないよ」と言われていたけど、「この先、可能性があるならいいんです」と、入社した。 配属先は大阪、営業職だった。営業は嫌いじゃなかったし、一緒に働く人はいい人ばかりで上司にも恵まれた。けれど、一年二年と経つうちに解消できないそれが私の中でくすぶり始めた。 前向きに働こう

    本を読む、川を見る。一人だけの暮らしですこしずつ自分を取り戻した話【大阪・北堀江】 - SUUMOタウン
    umamichang
    umamichang 2020/04/28
    さすがライターさん。自分自身、大阪市内に住んでいた事もあって、全ての風景が目の前に広がった。上京を喜ぶ母の姿もありありと。この郷愁、なんやろな。良いエッセイを有難う。