先日、来年(以降)の新番組が発表され、改革の本丸は短距離路線の充実であったように個人的には感じた。しかし、その充実した番組とは裏腹に、その路線を歩みそうなメンバーを見渡すと大混戦の群雄割拠の時代を迎えるのではないかとの想いを抱かずにはいられない。 2005年春の高松宮記念を制したアドマイヤマックスはターフを去った。そして、秋のスプリンターズSを制したのは外国馬サイレントウィットネスだった。加えて、2着のデュランダルも引退したことで、この路線の王者不在の改革元年を迎えることになる。 2004年〜2005年の期間内で芝1200mの重賞を2勝以上している馬はシーイズトウショウとプレシャスカフェとキーンランドスワンとゴールデンキャストの4頭しかいない。そして、その4頭のG1成績がシーイズトウショウは【0105】。プレシャスカフェは【0101】。キーンランドスワンは【0115】。ゴールデンキャストは