ゲーム業界は巣ごもり需要で絶好調。eスポーツ業界には大手企業が次々と参入。このご時世で、景気のいいニュースばかりが目に入る。 しかしその実、eスポーツ界隈では、解散するチームや閑古鳥が鳴くイベントも多い。最近はこうしたeスポーツの影の部分も取り沙汰されるようになってきたが、問題視すらされない不遇の存在がいる。 eスポーツライターだ。 実際、eスポーツ専門のライターとして生計を立てている人間など、全国でも数名いるかいないかだろう。話題に挙がらないのも当然だ。 なぜeスポーツライターは少ないのか。この話題は、たまにwebメディアのあいだで「書き手不足」として叫ばれ、その多くは書き手側の実力不足などに帰結する。 はっきり言って、これは責任転嫁だ。こうした言説が跋扈する限り、eスポーツライターなど目指すべきではない。 1.クラウドソーシングライター以下の薄給 もう各eスポーツメディアに気を遣う間柄