何十年経っても忘れられない一言 私は、小学生のときに先生に言われた言葉で、忘れられない一言があります。ある日の授業で、先生が出した問題に私が手を挙げて答えたときのことです。それは正解だったのですが、その直後、先生が「隣の○○の答えを見ただろ。お前にそんなことがわかるはずがない」と言ったのです。 この言葉は、50年近くたった今もはっきり覚えています。先生は、私のことを「隣の子の答えを盗み見て発表するようなずるい子」だと思っているわけです。これは私の人格を丸ごと否定する言葉であり、忘れようと思っても忘れられない類いの言葉です。 40代の岡田さん(仮名)は、3人兄弟の末っ子です。中学生だったある日、テレビのチャンネル争いで高校生の兄たちとジャンケンをしたとき、遅いタイミングで出してしまいました。すると、それを見ていた父親から「お前はホント卑怯だよ」と言われました。それを聞いた岡田さんは、「自分は
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