デジタルサイネージの中でも、最も消費行動に近く高い効果が期待されているのが、小売店舗に設置されたデジタルサイネージである。 小売業専門のコンサルティング会社Platt Retail Instituteのスティーブン・プラットさんは、業界誌cleverdisの2008年1月号の中のインタビューで、次のように語っている。 「ストアは、消費者とマネーと商品が出会う場所。そこでメッセージを発信するのだから非常に効果的です。広告の効果があるのかないのか、あるとすればどの程度の効果なのかを分析することができるようになれば、ストア内のデジタルサイネージの広告市場の規模は2年以内に非常に大きなものになります。5年以内に市場規模でテレビを抜くでしょう。間違いありません」。 ▼ネット店舗がリアル展開 米オンライン旅行会社最大手トラベロシティは、オフラインのブランド戦略の一環としてラスベガスのミラクル・マイル