「男子三日会わざれば刮目(かつもく)して見よ」という言葉通りの経験をした。スタンフォード大学大学院(コンピュータ科学専攻)に留学が決まったR君を紹介されたのは、一昨年夏のことだったが、十五カ月ぶり(さすがに三日ぶりではないが)に再会したR君はたくましく成長していた。 開口一番「東大の大学院時代の百倍は勉強しています。課題は多いし、競争も激しく、やりがいもありますから」とR君。一年時の成績と成果物で「上位五%の学生」に与えられる優等賞を取った彼は、「大学内で目立つ活躍をしていると、グーグル、マイクロソフトから有望ベンチャーまで、いたるところから直接声がかかってくるんです。驚きました。注目されていることが大きなやりがいにつながっています」と言う。アメリカのハイテク企業の才能探索・獲得システムはプロスポーツのそれに近く、しかもそこには人種や国籍による区別はない。やればやるだけ伸びていく環境で、
今は自分の人生をどう振るかを考え中です。いや、前から考えてましたが、最後の選択が近づいてきたと言った方が正確でしょうか。現実と折り合いをつけていくと言っても良いかもしれません。 大まかにはポスドクにはならないと決め、企業に行くことにしました。そして、今年度の3月に卒業することも決めました。 特別研究員をやりながら、もう1年だけ学生するという道がもっとも楽で堅実だったとは思います。しかし、最終審査が終わった今から卒業を伸ばすというのは大人のマナー的に難しいです。まあ裏事情もあるのですが、それは酒のつまみにしたいと思います(^^; ポスドクになることはできます。表に出てこないというか、募集がないところでも任期つき研究員になれる場合があります。専攻の先生に片っ端からポスドクがないか聞いてみれば100%見つかると思います。基本的には2回、3回と同じ方法でいけると思います。ただ、そこから先は未知の世
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